まずは基本を押さえよう まずは基本を押さえよう

学習時のポイント

目標を具体的に決める

独学でプログラミングを勉強することを決めたのならば、目標と目的を具体的に細かく自分で決めてみましょう。詳細かつ具体的に目標を決めることで進捗状況がわかりやすくなり、モチベーションの維持にも役立ちます。自分一人で勉強するということは、個人差はありますが相当のやる気と熱意が必要です。可能であれば1日の勉強時間と量を記録しておきましょう。メモ書き程度でもOKですが、日々継続的に記録しておくことで自分の成長過程がよりわかりやすくなります。

1日30分のプログラミング学習

独学で一番大切なことは習慣化することです。短い時間でも毎日勉強をする癖をつけましょう。学習を習慣化することで挫折しづらくなるメリットがあります。習慣化すると、勉強をするハードルが下がります。知識の定着率も上がるので、習慣化するまでに少し時間はかかりますが、頑張ってみましょう。毎週末にまとめて7時間学習しようと思うと、前の週の復習に1時間はかかってしまいます。毎日継続して学習をしていれば、復習にかかる時間が短縮できるので、より効率的に学ぶことができます。
プログラミング初心者にとって、毎日学習するのはハードルが高いと感じてしまうはずです。無理に長時間勉強しようと決めると集中力やモチベーションは下がりますし、維持するのも難しくなってしまいます。プログラミングの全体像を描き、少しずつ勉強していきましょう。
理解できないところがあっても、目の前にある教材を一通り終わらせてしまうことがおすすめです。そしてその教材を2、3回リピートし、わからなかった部分を克服しましょう。

正規表現の基礎を知ろう

いくつかの文字列をひとつの形式で表現するための表現方法を、正規表現と言います。この正規表現を使用すれば、多くの文章の中から簡単に知りたい文字列を調べることができます。たとえば、先頭に”i”がついていてそのあとに3文字続く「iPod」「iMac」「iPad」などのApple製品名を取り出したい時には「^i…」と書きます。正規表現をマスターすることができれば、文章処理作業の効率は急激に向上するのでトライしてみましょう。プログラムの処理をわかりやすくできるだけではなく、検索、置換する時に正規表現を扱えるエディタであれば、ソースコードを広範囲に改良する際にも活用できます。

壁にぶつかった時の乗り越え方

理論やコードの意味は理解していても、自分の思うようにコードが書けない人は、まずは真似することからスタートしてみましょう。自分よりも上手な人のコードを見ることで、適切なインデントやコメントを書く方法などを学習することができます。コピペはせずに他の人のソースコードを書き写し、変数の値を変えてみるなどすると、動作の理解を深めることができます。
初めのうちは、完璧に仕組みまで理解する必要はありません。その時は理解することができなくても、また別のことを覚えると理解できるようになるかもしれません。面白さがわからなかったり、モチベーションが続かない場合は今まで学んだ知識をベースにプロトタイプとして一部分でもアプリなどを作ってみましょう。

安定した収入を得るために